指揮官:ジェイソン・ヤングブラッド
部隊規模:1個小隊(3028〜3029)、1個中隊(3029〜)
部隊練度:古参(3028〜3030)、エリート(3030〜)
略歴:
クレッセント・ホークは、カトリーナ・シュタイナー配下の正規軍エリート・メック小隊であった。部隊の歴史は3028年、指揮官にジェイソン・ヤングブラッドが就いた事で大きく動き出す事となる。ジェイソンは傭兵部隊ケル・ハウンドの優秀なLAMフェニックスホーク・パイロット、ジェレミヤ・ヤングブラッドの息子であり、3027年のドラコ連合による“パシフィカ”強襲の際に囚われの身となったその父親と他の隊員達を救うべく続けていた運動がカトリーナに認められ、部隊を与えられたのである(カトリーナが“パシフィカ”から始まった、ケル・ハウンドの一連の災厄に責任を感じていた事も要因の1つなのかもしれない) そして、伝説は始まった。1個小隊に過ぎなかったにも拘らず、彼等は数々の活躍をして中心領域に名を轟かした(設立の経緯より、当時最新の装備を与えられていた事も大きいが) 特に、ケル・ハウンドと共に惑星“リヨン”を防衛した際の手腕は賞賛されるべきものであろう。続く、“ディーロン”急襲作戦での父親を含む捕虜全員の救出成功により、その名声は確固としたものとなった。
“3039年戦争”に於いてもクレッセント・ホークは活躍し、連邦=共和国は幾つかの惑星の攻撃に成功した。
クラン侵攻時には、彼等は惑星“アークロイヤル”にて新装備を受領し、訓練終了後にドラコ連合の首星“ルシエン”防衛の援軍としてケル・ハウンドと共に派遣された(クレッセント・ホークにとっては、緒戦での敗北の復讐といった面もあった) そして、彼等の奮闘は、3052年の“ルシエン”攻防戦勝利への一助となったのであった。
“ルシエン”攻防戦の終了後、クレッセント・ホークは“パシフィカ”にて新たなるメックウォリアーを養成する為の教導団となり、前線に出る事は無くなった――彼等は次の戦いの為にも、しばし翼を休める必要があったのである。そしてその後、彼等は再建したケル・ハウンドに合流する事となったのであった。