所属: カペラ大連邦国傭兵部隊(3013〜3029)、連邦=共和国駐屯部隊(3030〜3061)、カペラ大連邦国名誉傭兵部隊(3061〜)
部隊指揮官: エリーゼ・ローレル大佐(3013〜?)、コンスタンス・ローレル大佐(?〜3054〜?)、アレクシア・ローレル大佐(305X〜)
部隊編制: 1個大隊
第1大隊:コンスタンス・ローレル少佐(3013〜?)、ガブリエル・モンタグネ少佐(3061〜)
主要バトルメック: ローカスト、ヴィンディケイター
部隊練度: 一般
部隊徽章: 剣で2つに切られた赤いハートの頂上でオリーブの小枝を銜えた白い鳩
歴史:
3013年、惑星“シリウス”で行われた航空戦闘で夫が戦死したエリーゼ・ローレル大佐――有名なエリカ・ローレルの子孫――は、家族を育てる為にノースウィンド・ハイランダーズ士官の職を辞した。だが、その翌年にマーリックの襲撃が、彼女の住む惑星“ディオブリン”――ローレルの惑星としても知られている場所に行われ、その結果、彼女の3人の子供、その内の2人が失われた。こうして、エリーゼ・ローレルは、メック戦士の独立中隊創設の認可をカペラ政府に請願するに到ったのである。彼女の請願は受け入れられた。そしてその上で、彼女は部隊の配置場所・時期に関しての広範な自由裁量権限をも要求したのであった。6ヵ月後、“ローレル軍団”――女性のメック戦士のみで編制された軍団は、最初の戦闘に赴く準備を始めた。
その後、マーリック国民軍との数度の小競り合いをした後に、惑星“テン”に於いて軍団はダヴィオン軍の駆逐に成功した。3020年、ローレル軍団と第4タウ・ケチレンジャーズの部隊は、惑星“ニューローデスIII”にて、2機のダヴィオンのコルセア戦闘機を捕獲した。また極最近の3024年には、軍団はマスキロフカのエージェントの時を得た情報の助けにより、恒星連邦軍による惑星“エプシロン・エリダニ”と惑星“フレッチャー”への攻撃阻止に成功している。
しかしながら、近頃の軍団は然程の戦果を挙げてはおらず、エリーゼ・ローレルの心に空虚な思いを抱かしている。恐らく、全ての可能性に於いて、彼女は戦場での死を求めているのであろうと推察されうる。だが、それでも彼女はまだ生存している――他の多くの者達と同様に、彼女も中心領域の戦乱による犠牲者なのかもしれない。